浮気調査にGPS追跡アプリを使うデメリット~法律違反の可能性

市販されているGPS追跡アプリを彼氏のスマートフォンにインストールすることで、位置情報を把握することができます。上手に利用すれば、彼氏の浮気の現場などを押さえることにつながるかもしれません。

とはいえ、GPS追跡アプリなどのGPS機器を浮気調査に使う際には、以下の法律違反に問われるリスクも伴います。

1.プライバシー侵害

彼氏のスマートフォンを覗き見ることや、GPSアプリなどで行動パターンや現在位置をチェックすることは、正当な理由がない限り、プライバシー侵害に抵触します。

プライバシー侵害は、恋人はもちろん、夫婦においても適用されるので、ご注意ください。民事訴訟で損害賠償請求を受けるかもしれません。

2.「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」と「不正指令電磁的記録に関する罪」

市販されているGPS追跡アプリを、彼氏のスマホに無断でインストールした場合、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」や、「不正指令電磁的記録に関する罪」で起訴される恐れがあります。

「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」の違反では、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科されます。「不正指令電磁的記録に関する罪」では、3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金刑となります。

3.住居侵入罪や器物損壊罪

GPS機器を彼氏の自家用車などに取り付ける際、自宅の敷地に無断で入ったことが発覚した場合、住居侵入罪(刑法第130条)に該当します。自家用車に傷をつけたり、敷地内の植木鉢などを破損した際には、器物損壊罪(刑法第261条)に抵触する可能性があります。